3Dプリンターの活用企画!

2016/11/02 18:13

みなさんこんにちは!


また開発現場からこんにちは!


前回はTITAN3本体のお話でしたが、今回は射出系であるエクストルーダーとツールチェンジャーについて。お話したいと思います。




TITAN3では射出系も一新しました! 
一新した目的はツールチェンジャーのため、交換性、安定性の向上です。

エクストルーダー(射出機構)は1つのコネクターで本体と繋がっており、着脱式のコネクター部分は新しく製作しました。これによりワンタッチで取り外しが可能に! やった! これまでホットエンド(ノズル周り部分)を交換するのにヒーターやらサーミスターやらファンのコードを外さなければなりませんでしたがワンタッチ!ワンタッチ!


エクストルーダーはモーターがノズルの直上に装着されているタイプです。
これにより硬軟質素材もプリントが安定する上に、さらにゴム素材等の素材がドライブギア周りで詰まらないような処理が施されています。




TITAN3本体側のキャリッジは完全独立で様々な機能を搭載したエクストルーダーをこのキャリッジが受けて稼動します。
キャリッジとエクストルーダーは磁力で吸着しているので今後レーザーやペースト素材などのモジュールもつけられる予定です。

実はこのキャリッジ底部にはブロワーファンが備え付けられていてプリント物の空冷を担っています。 もちろんファンの強さもコントロール可能!


さてさてツールチェンジャーについて、
TITAN3本体側にはこのようにエクストルーダーが前部に備わっています。(下写真は2つ整列しているとき)
前部には左右に展開されているバーが備え付けられていて、バーとエクストルーダーの側面の穴にしっかりと入るようになっています。

この状態から本体のキャリッジがエクストルーダーを取りにいってプリントする、という方式です!



ちょっと実際どんな風にプリントしているかみてみましょう!

新しく見やすい動画も作ってみましたので是非ご覧ください。(動画の大きさを大きくしたいときは右下のYoutubeボタンを)





TITAN3ではもちろん細かいものもプリントできますが、ノズル径を通常の0.4mmからわざと0.8mmにして短時間で大きいモデルをプリントできるようにもできます。 ためしに2射出を行ったモアイ君も、ツールスイッチするとこのように綺麗に!!!


いいですねーー イケメンですねーー! 0.6mmピッチという凄い荒い状態でも綺麗にプリントできました。
ツールチェンジ方式ならではの綺麗さです。 これまでノズルが2つ横並びになっていた方式とは違い完全にノズル0番とノズル1番を離しているので安心安定です。


皆さんもこの機会に是非TITAN3ご検討ください。
1機1機確実にお作りしてお届けします!




今回ご紹介したTITAN3はこちら!↓