3Dプリンターの活用企画!

2016/10/24 15:06

皆さんこんにちは!


TITAN3発売されました!(パチパチパチパチ)  


今回は何故TITAN3が開発されたか、またその道のりについて開発側からお届けしたいと思います。






まずTITAN3は小さいものから1辺300mmという大型のプリントエリアを安定してプリントできるように設計されました。



TITAN1・2でも堅牢なアルミフレームを惜しみなく使用していましたが、今回は更に背骨構造を採用しZ軸とY軸に大きな負担が掛かっても大丈夫なくらいの2.3tものスチールフレームをアルミフレーム内部に取り入れました。





振動や大きなものを造形する際もNema23型の大きなモーターが支えます。(ここまでくると何かを削り出す機器になりそうですね。)





この背骨構造を取り入れることによって運搬時や取り回しを行う際の機体の負荷に対して堅牢に耐えます。


コントロールする制御ボードと熱に過敏な電装系は高温になる領域の外に設けています。
なんと、今回TITAN3ではY軸とZ軸に産業用のモータードライバーを採用し長期ランニングを確実にしました。
(※Y軸とX軸には少し後にアップグレード可能な余暇を残していますので何が追加できるかはお楽しみに)

加熱テーブルであるプリントベッドには電源を別で用意してプリント造形に関する電源と分け、ボルト数本で側面から直ぐにメンテナンスが可能に!(写真は配線最中でもっさもっさしていますが悪しからず)


ツールスイッチャーの紹介動画ではフィラメントがちょっと妨げになりそうだった部分は製品版ではしっかりと分離されました。
フラットケーブルも常にコの字を上部に描くように黒いスリップの中にリボンスチールが通っています。

ツールヘッドと制御基板をつなぐコネクターも独自に開発し、ホットエンドが冷まされている状態であれば3秒で着脱可能になりました。
3Dプリント以外にも使えるように配線は判りやすくなっています。(詳しくはWikiにて)
エクストルーダーや射出機構に関しては次回に!


実はお客様にお届けする製品版の方ではエクストルーダーT0とT1それぞれのスリット口も別にし、自己交差するのを防いでいます。


そしてそして タッチパネル!! タッチパネルもマイコン内蔵でSDカードまたはUSBメモリスティックが差し込めます。

日本語対応のタッチパネル表示ですよ!(アイコンを一個一個作ったので言いたかっただけです。)



アルミフレーム骨格とスチール材による背骨構造、そして外装のアルミパネルフレーム、3重の剛性保持に電装系も安定した動作を長時間動作にも耐えられるような惜しみない内容でした!

次回はエクストルーダー・ツールチェンジ編・・・ お楽しみに!!!


↓是非ご検討ください!